大学、専門学校進学希望者向けコース

大学、専門学校進学希望者向けのコースです。日本留学試験の対策はもちろん、大学の試験や面接対策、また実際の大学生活等で困らないようバランスよく日本語力をつけます。文系科目、理系科目のどちらの大学受験にも対応しています。日本語をしっかりと積み上げつつ、並行して、日本語力に応じてEJU対策を可能にします。
こんな人におススメ/ポイント

・日本の大学、専門学校への進学を考えている方
・文系転向、理系転向の方
・高校卒業後から数年経過した学び直し希望の方
・家族滞在ビサなどで、日本の大学を受験予定の方 など


日本の大学受験では、受験年度6月のEJUが非常に重要です。一部の大学では、獲得点数に応じて本試験の筆記試験の免除、高得点取得者には特待生として減免/奨学金制度など、しっかりと対策することで得られるメリットも大きくなっています。

目標やレベルによる5つのサブコース

文系科目のほか、理系科目や英語対策の授業も充実しています。目標校の変更にも柔軟に対応できます。
国公立・有名私立文系大学進学対策コース 日本留学試験対策(日本語、総合科目、数学Ⅰ)に加え、受験英語、TOEFL、TOEIC対策の授業も受けられます。
国公立・有名私立理系大学進学対策コース 日本留学試験対策(日本語、理系科目)に加え、受験英語、TOEFL、TOEIC対策の授業も受けられます。
私立文系大学進学対策コース 日本留学試験対策(日本語、総合科目)を中心としたコースで、希望に応じて数学Ⅰ、受験英語、TOEFL、TOEIC対策の授業が選択できます。
私立理系大学進学対策コース 日本留学試験対策(日本語、理系科目)を中心としたコースで、希望に応じて受験英語、TOEFL、TOEIC対策の授業が選択できます。
私立大学・専門学校クラス進学対策コース 日本留学試験対策を含む日本語の授業を集中して行います。

受験科目について

日本語

日本語の試験には「記述」「読解・聴読解・聴解」があります。試験に対応できるよう語彙や表現力の強化を図りながらバランスよく学びます。基礎力を固めたあと、過去問題も合わせて行い、実践的に力をつけていきます。定期的に模擬試験も行い、弱点を把握、さらにその力を伸ばしていきます。

カリキュラムの一例

記述 聴解 読解 聴読解 過去問題
模擬試験
総合科目
日本留学試験の一科目である「総合科目」は、留学生の皆さんが日本の大学(文系)で学ぶために必要と考えられる現代日本についての基礎知識と、近現代の国際社会の基本問題について論理的に考え、判断する能力があるかを判定するために作られた科目です。授業では世界と日本に関する政治・経済・地理・歴史の基礎知識を学び、過去に出題された問題を解きながら、試験に必要な得点力のアップを図ります。

カリキュラムの一例

時期 1月〜3月 4月〜6月 7月〜9月 10月〜12月
授業内容 地理 経済
国際問題
政治/歴史 過去問題演習
英語
日本の大学入試では、日本語だけではなく、英語についても問われることが一般的です。首都圏のほとんどの国公立大学、一部有名私立大学ではTOEFL(一部TOEICも可)のスコア提出が求められます。また、独自の英語の試験を課す私立大学も少なくありません。したがって授業では高校レベルの文法、語法等の復習からスタートし、基礎力をつけた後、大学の実際の過去問題を解きながら応用力、運用能力を伸ばしていきます。また、学生の希望に応じて、リスニング、エッセイ等のTOEFL対策も行います。

数学
多くの国公立大学、また一部の私立大学では、文系の場合は数学コース1、理工系の場合は数学コース2が必要となります。数学コース1、2ともに日本留学試験での高得点を狙い、難関国立・私立大学にも対応できる力をつけます。

数学コース1:
学んだ公式、定理を自由自在に使えるよう力をつけ、日本独自の出題の仕方に慣れ、母国との傾向の違いも認識させます。後半ではさらに上のレベルを目指します。
数学コース2:
数学B分野(ベクトル、数列)を習得することはもちろん、母国で習っていない範囲も習得します。

理科
主に受験者の多い「化学」「物理」を中心に授業を行います。前半では復習をしながら基礎力を固め、その後応用分野へと進み、様々な問題が解けるようにします。後半では分野を広げると共にハイレベルの問題にあたり応用力を養い、難関国立・私立大学に対応できる力をつけます。